Agile PBL祭り2020に参加してきました

Agile PBL 祭り2020に参加してきました。

Agile PBL祭りとは、大学におけるPBL(Project Based Learning)型教育でのアジャイル開発の実践事例発表会 & 学生社会人の相互学習と交流の場です。

開催の経緯はこちらをお読みください。

微力ながら、個人スポンサーをさせていただきました。

個人スポンサーをした理由は、

  • 私自身、学生時代にPBLをやっていて、他大学との学生との交流の機会の場があって(そのときは研究会的な感じでしたけど)、とても刺激を受けた
  • 大学時代にPBLでアジャイルを学ぶことはとても良いことだと思うので、ぜひ続けていって欲しいと思った

からです。

参加してみて

学生のみなさんは、ほんとによい経験をしているなぁと感じました。おそらく、今はなんとなしに過ぎてしまっていることでも、社会人になったりしてプロジェクトを進める中で、大学時代に経験したことによる学びや気づきがたくさん出てくるんだろうなぁ、と。この先、会社での教育の機会や、自ら書籍などで知識を得ていくことがあるけど、この経験によって、理解の速度が全く違うことに気づくのではないかと思います。

また、あの場にいた社会人は第一線で活躍されている方々ばかりで、そういう方々と一緒に活動できるのも、交流できるのも、ある意味ラッキーで、そういう場があることもとても素晴らしいことだと思いました。逆に、彼らが息をするように今どきのソフトウェア開発をする中で、自分がどれだけ背中を見せられるか、一緒にやりたいと思ってもらえるか、身の引き締まる思いでした。頑張ろ。

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今後の活動として

プロジェクトの1つであるenPiTは来年度でプロジェクトが終わってしまうそうです。繰り返し続けていくことによって、学生の循環だったり、学生が今度はTAになったりすることで学びが深くなるのでぜひ続けていってほしいと思います。

私がぽーんと出せる金銭力があればいいのですが、残念ながらそうではないので、ぜひ企業の方にスポンサーしていただけると良いのかなと思います。

企業側のメリットとしては、

  • 学生へのアピールができる。イベントで直接話すこともできるし、イベント単体だけでなく、継続的に学生と交流できる場があればより会社を知ってもらえることができる
  • 1社で社内教育をやるよりも、複数社集まったほうが金銭面のメリットがある
  • 学生のうちから学んでもらうことができ、そのままインターンにも参加してもらえたりする
  • 社員がTAなどで参加できるのならば(そういう枠組みがあるかは知りません)、社員教育にもなる(教える立場になることは学びが多い)

などなど。とはいえ、あまり直接就職に結びつけ過ぎるのもいかがなものかと思うので、まずはイベントの趣旨に賛同していただき、純粋に一参加者としてご参加いただくのが良いかなと思います。まぁ、自社に就職しなくても、優秀な学生が日本のソフトウェア産業で仲間になってくれたら助かるし、有難いことですよね、という話なんですけども。

さいごに

学生のみなさんもとても楽しそうでしたし、私自身も刺激をもらうことができました。実行委員のみなさま、ありがとうございました!

# 懇親会の幹事を引き受けてくださった滝川さんもありがとうございました!